kintoneによる請求書の作成と顧客にメールで送付する仕組み



kintoneによる請求書の作成と顧客にメールで送付する仕組みとしては、次の2通りでしょうか
・kintoneアプリに請求データを持ち、背景となるpdfフォームに項目を差し込み上書きしてpdfを再生成(トヨクモプリントクリエーターが代表的なサービス)。
出来上がった請求書pdfをメールに添付して取引先にメール送信。
・kintoneアプリのデータを請求書サービスに渡し、請求書サービスで請求書pdfを作成して、請求書サービスから取引先にメール送信。
2024年1月1日から施行される電子帳票保存法から見ると、この請求書pdfをどのように管理するのかが重要になりますので、kintoneアプリそのものの請求書データは、単に自社のデータ入力と集計用の意味しか持ちません。
なので、kintoneアプリのフォームを請求書のような見栄えにすることは、あまり(全く)意味がありませんねw
ということであれば、請求書そのものは請求書サービスにおまかせした方が良いと思います。
この機会に現在の請求書(見積書、商品などの)アプリを、請求書サービス(会計サービス)に移行することを考えましょう(既に完了してますよね?)。
請求書サービス(会計サービス)には、kintoneプラグインを持つMakeLeaps、直接の連携プラグインは持たないものの、クラウド連携サービスやファイルのインポートで接続するものにFreee、マネーフォワード、MISOKA、楽々明細、ジョブカン、@Tovasなどでしょうか。
毎度私がおすすめしているZohoにも、Invoiceという無料の請求書サービスがあります(2023年から全機能が無料になりました)。
Zoho invoiceは、顧客、取引先、商品情報を格納して、そこから見積書、請求書、納品書のpdf化とメール送信が出来ます(発注書はありません、Zohoによれば有料のBooksを使えとのこと)。
入金消し込みは、PayPalとStripeを使った場合は自動で行われますが、銀行口座からの取り込みはありません(海外の銀行のみ対応)。
毎月の繰り返し請求機能が、不動産管理やサブスク管理の請求にとても便利です。