Zoho PageSenseでコンバージョン最適化

05.01.25 11:57 AM - コメント - By 森本伸夫

コンバージョン最適化とパーソナライゼーションプラットフォーム

ヒートマップって知ってますか?

Zoho PageSense はまだしも、SiteCatalystを知らない「なんちゃってWebマーケコンサル」が多いようなので、ちゃっぴー(ChatGPT)に比較してもらった情報をアップします。

質問は
>Webサイトのアクセス解析ツールを比較してください
>Zoho PageSense
>Adobe Analytics(旧:SiteCatalyst)
>その他


ちゃっぴーがZoho PageSenseの価格を間違えていたので、そこは手動で訂正しました。

項目

Zoho PageSense

Adobe Analytics(旧SiteCatalyst)

Google Analytics 4(GA4)

Matomo(自社サーバ運用型)

運営会社

Zoho Corporation

Adobe Inc.

Google

InnoCraft

主な導入対象

中小企業、SMB

大企業・グローバル企業

幅広い(無料で開始可能)

プライバシー重視の企業

主な機能

A/Bテスト、ヒートマップ、フォーム分析

セグメント分析、リアルタイムレポート

イベントトラッキング、ユーザーフロー

アクセス解析、セグメント、ヒートマップ

ヒートマップ機能

◎ あり(クリック・スクロール)

× なし(別途Adobe Targetなどで補完)

× 標準機能には無し

◎ あり

A/Bテスト機能

◎ あり(ノーコードで実施可)

◯(Adobe Targetとの統合で対応)

△(Google Optimize 廃止後は外部連携必要)

△ プラグインで実現

UI/UXの使いやすさ

◎ シンプルでノーコード操作可

△ 高機能だが複雑

◯ 標準的

◯ やや専門知識が必要

初期費用・導入のしやすさ

◎ 導入簡単(Zoho製品と連携良)

× 初期導入・設定が重い

◎ 無料からスタート可能

◯ 自社運用なら低コスト

価格帯

低価格帯(例:1,440円〜/月)

訪問者数に応じて追加

高価格帯(数十万〜数百万円/年)

無料(有料版なし)

無料(自社設置)/クラウド版は有料

特徴

Zoho CRM・Campaignsとの統合が強み

他のAdobe製品(Target, Launch等)と連携可

Google広告との統合が強み

データを完全に自社保有できる


自社の売上情報に直結するアクセス情報を、Google様に献上するのは、まともな企業では行っていない(はず)。

また、たとえGA4が無料でも、自分たちでは実装も解析もできなくて、「なんちゃってSEOコンサル」と契約し、ほとんど役に立たないであろう、毎月の訪問者数推移Excel表に大金を払ってをいる中小企業は、社長自らがWebマーケを少し勉強して、Zoho PageSenseとZoho SalesIQの利用をおすすめします。

ユースケース

推奨ツール

理由

フォームの離脱率や改善ポイント分析

Zoho PageSense、Matomo

フォーム解析・ヒートマップが強力

大規模サイトの高度なカスタム分析

Adobe Analytics

多軸でのセグメント分析、データ統合が可能

無料で一般的なサイト解析をしたい

Google Analytics 4

導入が簡単で、最低限の分析機能を網羅

プライバシー重視・GDPR準拠が必須

Matomo(オンプレミス)

サーバーが自社管理、ログの完全な所有が可能

CRM連携によるコンバージョン追跡

Zoho PageSense + Zoho CRM/Campaigns

顧客データとマーケ施策の統合がしやすい



森本伸夫