Zoho Peopleでワークフロー

02.23.24 05:22 PM コメント By 森本伸夫

Zohoのワークフローは人事サービスPeopleで

先日のZoholicsの展示ブースに「Zohoでワークフローを行うサービスはありますか?」と問い合わせをいただいたので、「御社が求められるワークフローはZoho Peopleで対応可能です」とお答えした。

ChatGPTにワークフローについて問い合わせると

1. 申請・承認プロセスの自動化:経費精算、休暇申請、購入申請など、社内での様々な申請や承認プロセスを電子化し、自動で次の承認者へと進める機能です。これにより、紙ベースの申請よりも迅速かつ正確に業務が進行します。

2. タスク管理と割り当て:プロジェクトや業務のタスクを管理し、メンバーへ割り当てる機能です。進捗管理や期限管理も含まれ、チームでの協業を支援します。

3. 文書管理:契約書や報告書などの文書のライフサイクル(作成、承認、公開、アーカイブ)を管理する機能です。バージョン管理やアクセス権限の設定も可能で、文書の整合性とセキュリティを保ちます。

4. 通知とリマインダー:承認が必要な項目や期限が迫っているタスクについて、関係者に自動で通知やリマインダーを送る機能です。これにより、業務の遅延を防ぎ、スムーズな業務の進行を促します。

5. レポートと分析:ワークフローの適用により収集されるデータを基に、業務プロセスの効率性やボトルネックを分析し、改善策を立案するためのレポート機能です。

以上が、一般的に言われるワークフローですね。

ところがところが、Zohoは各サービス(CRM、People、Desk、Flowなど)毎にそれぞれの業務に必要なワークフロー相当機能を標準で用意しているため、あえてワークフロー専用のサービスは持っていない。

さらに、Zohoの言うワークフローは、ここで挙げた一般的なワークフローというよりも、フォーム(帳票)のイベント(作成、更新、日時日付)発生時に、決められたアクション(メールの送信、項目の更新、関係者への通知)を行うというものなのも、かなり分りづらくしている。

クラウド同志を連携する、iPaaSのZoho Flowもワークフローの範疇ではあるけれど、それはこの方が求められているモノでは無いですね。

なので「どのような文書の申請・承認ですか?」とお聞きして、「休暇や出張」とのことだったので、それであれば人事に関する帳票のワークフローなので、Zoho Peopleですとお答えしました。

ただ、Zoho Peopleの設定にあるワークフローは、先に述べたようにイベント毎のアクション機能出会って、ホンモノ(?)のワークフローは承認というメニューなので注意しましょう(なんでやねん)。

承認(ワークフロー)の設定は「設定>自動化>承認>承認の追加」から、実行する条件と承認ルートをクリックして行う。承認ルートは上司、役職、組織、個別の担当者などを選択する。

承認依頼は、必要なフォームを開いて、各項目にデータを入力後、送信することでフローが起動される。

承認フローは、承認先に通知されるとともにメールが送信される。

承認先は、表示された通知から承認フローを開いて、承認/却下/転送をクリックして処理を行う。

以上がZoho Peopleの承認フローの概要です。

フォーム(ドキュメント)のカスタマイズや、フロー実行の条件など、細かな設定はまだまだありますが、興味がありましたら、以下のボタンよりお問い合わせください。

問い合わせ

森本伸夫

共有する -